「飲み比べる楽しさを、贈る」
京都和束産の宇治煎茶、5品種飲み比べセットです。
品種により異なる煎茶の個性を”味わいチャート”としてわかりやすく視覚的に表現していますので、煎茶初心者の方も、お茶好きの方にもどちらにも楽しんでいただけます。贈答品としても大変人気の商品です。
内容量:煎茶おくみどり、煎茶ごこう、煎茶山の息吹、煎茶在来種、煎茶やぶきた 各12g
賞味期限:商品発送後6か月目安
※ギフトラッピング対応商品です。ラッピングをご希望のお客様は、商品選択で「ラッピング有り」をご選択ください。
※のしに名入れをご希望の場合は、カートの備考欄またはinfo@dmatcha.com宛にのし種類・お名前等詳細をご記載ください。
お茶は品種によってその味わいは驚くほど異なります。
ひとつの品種、ひとつの畑からなるお茶を「シングルオリジン煎茶」と呼びます。
5品種の自家栽培のシングルオリジン煎茶を詰め合わせました。
ご家庭でも気軽に飲み比べを楽しんでいただけるギフトセットとなっています。
味わいの違いを視覚的に表現することで、初心者の方にも煎茶の味わいがわかりやすく伝わるように配慮しました。
品種によっても、畑によっても味わいが異なる面白さ。煎茶の奥深い世界に興味を持っていただけるよう、飲んで楽しい、見て楽しいギフトセットとなりました。
※全5種(品種やぶきた・おくみどり・山の息吹・ごこう・宇治在来種)各12g入り
5種もの京都・和束町産の煎茶が飲み比べられるお茶ギフトです。
年末年始のハレの日に活躍する上質なお茶詰め合わせは、ギフトの定番です。
※のしに名入れをご希望の場合は、ご注文時のカート備考欄またはinfo@dmatcha.com宛にのし種類・お名前等詳細をご記載ください。
ーひとつの畑、ひとつの品種からー
一般的に流通している茶の多くは、数種類の茶を混ぜ合わせたブレンド茶です。一方で、ブレンドする前の茶は、驚くほど異なる個性を持っています。
d:matchaでは畑や品種によって異なる多様な味わいを楽しめるよう、ひとつの畑、ひとつの品種からなる「シングルオリジン煎茶」を提供しています。
非常に手間はかかりますが、少量多品種の品揃えで、お客様のニーズにきめ細かく応えていきたいと考えています。
実は、茶にはたくさんの品種が存在しています。
2019年時点でその数、約120種。農家は、栽培地域や用途に適した品種を選定し、栽培しています。
こちらのセットでは、違いが良くわかる宇治煎茶5品種を選定し、詰め合わせました。
品種「やぶきた」とは?
日本の茶の樹の約75%を占めるのが「やぶきた」煎茶にとても向いている品種で、清々しい香が特徴で、心地よい渋みと清々しい香りが良く、毎日飲んでも飽きが来ない味わいが特徴です。
お茶を良く飲むお客様は、「いろいろ飲んだけれど、最終的には「やぶきた」の純煎茶に戻ってきた」ということを言ったりします。
「やぶきた」は静岡品種。もちろん碾茶にすることもできますが、やはり適正は煎茶。特に被覆無しの純煎茶で栽培すると、土地ごとの特徴をよく表します。和束のように、谷がちで寒暖の差が大きく、霧がでて肥沃な土壌を持つ、煎茶栽培に恵まれた土地では、和束でしか味わうことのできない、旨味と渋みの絶妙なバランス、そして清々しい香をお楽しみ頂けます。
かなりマニアックではありますが、d:matchaでは、「やぶきた」品種を畑別や、被覆期間別で栽培、販売しております。是非、その違いをお楽しみください。 標高400mを超える場所にある原山で栽培している「やぶきた」和束のなかでも寒い地域、湯船のやぶきた、そして南部の杣田や白栖など、それぞれに良さがあります。
静岡県の在来種から選別された実生された。幾つか実験するなかで、「藪の北」側の茶が美味しいということで、そこで選別された茶を「やぶきた」と命名したそうです。
「やぶきた」よりも7日程度遅れて芽が出る晩生品種です。
※農家にとっては、芽が出る時期が一度重ならないことが、農作業のピークを平準化し、茶をベストのタイミングで収穫するために非常に重要です。
「おくみどり」は静岡品種。もともとは煎茶品種ですが、色の良さから和束町では碾茶(抹茶用の茶)として栽培されることも多い品種で、用途が多様なので使い勝手の良い品種です。
煎茶ならではの清涼感を残しつつも、旨味・甘みがしっかりと乗るのでうまく育てると味わいのバランスの良い茶となります。
時にその味わいはどこかミルクを連想させるような味わいとなることがあります。
独特の草のような青い香りがします。
「ごこう」は京都品種。玉露になることも多い高級品種です。「摘採期」と呼ばれる、おいしい茶を収穫するのにベストな期間が非常に短く、少しでも収穫が遅れると葉が固くなっておいしくなくなってしまうため、農家にとっては栽培の難しい、緊張する品種でもあります。
被覆によって濃厚な旨味がのるとともに、独特のミルクのような個性的な味わいを楽しむことができます。京都品種であることからも和束の気候に良く合っており、寒い冬でも比較的影響が少なく、病害や虫害の影響が少ないことが特徴です。
仏様の後ろの光の後光からその名前の由来がきており、その品種としての品格の高さをあらわしています。
「山の息吹」は静岡県の山間地から生み出された品種です。
「山々に囲まれた中を新緑の風が、いち早く萌え出した茶芽を吹き抜ける爽やかさをイメージするとともに、新たな息吹が茶業界に起こることを祈って」命名されたとのことです。
その名に違わぬように、急須にお湯を入れた瞬間から新緑のような爽やかでどこか甘い香りが広がり、淹れたお茶を口に含むとその香りが最高潮に達します。
品種が持つ特徴として、渋み・苦み成分が控えめで、甘味・旨み成分であるテアニンをふんだんに含みます。そのため、甘味・旨みを楽しむ煎茶として最適な品種です。
お茶の渋みが苦手、というお客様におススメの煎茶です。
京都品種の原点
ごこう、さみどり、あさつゆ、といった抹茶や玉露に代表される京都品種は、この宇治在来種から選抜されたののです。現在では、在来種の生産量は減り、貴重な存在となっています。
天然のブレンド茶
在来種の茶園は、自然交配によってできた茶樹が寄り集まって構成されています。
葉の形、色などそれぞれの樹が持つ特性は異なります。茶園を見ると様々な形状の芽がでてきているのがわかります。
収穫した茶は、特徴の異なる茶が混ざり合ったまさに「天然のブレンド茶」ともいえる複雑な味わいを楽しむことができます。
おすすめの淹れ方
宇治の上級煎茶は低温で淹れるのがおいしい!
1.急須の中にお湯を注ぎ、急須を温めます。その後、急須の中のお湯をカップに注ぎ、カップを温めます。
こうすることで、お湯の温度が約20℃~30℃ほど下がります。
2.温まった急須の中に、茶葉を入れます。目安はティースプーンで3杯(5~6g)ほど。
3.カップのなかのお湯を急須に注ぎ、蓋をしてしっかりと蒸らします。目安は大体1分半~2分ほど。
※茶をつぐ時は、均等の濃さになるように、回し注ぎするとよいでしょう。
※飲み終わったら、再びお湯を注いで、2杯目、3杯目と楽しむことができます。
dmatchaでは、収量を求めず1芯2葉の柔らかくアミノ酸含有量が高い部分のみを収穫しています。
どの煎茶も収量は極めて少ないですが、その分高い品質を担保できるように細心の注意を払っています。
市場出荷を主に行っている一般的な農家では、このような収穫方法では収支が合わないため、実現しません。
ほぼ全量を自分たちでお客様に直接販売しているd:matchaならではの特徴です。
d:matchaでは、できるだけ畑ごとに茶を収穫・袋詰めして販売するようにしています。
少量を収穫し、袋詰めを行うのは非常に手間がかかります。しかし、できるだけブレンドせず、茶葉の個性を飲み比べる楽しさをお客様にお届けしたいと考えています。
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産地 | 煎茶:京都府相楽郡和束町 |
加工地 | 京都府相楽郡和束町 |
原材料 | 緑茶(京都府和束町産) |
賞味期限 | 商品発送後6ヵ月目安 |
内容 | 煎茶やぶきた、おくみどり、ごこう、山の息吹、宇治在来種 各12g |
包装について | ※ギフトラッピング対応商品です。ラッピングをご希望のお客様は、商品選択で「ラッピング有り」をご選択ください。 |
諸注意 | 開封後は高温多湿の場所を避け、お早めにお召し上がりください。 |