こんにちは!いつもd:matchaをご利用頂き、ありがとうございます。d:matchaニュースレターチームより畑や新開発の商品、スタッフの近況をご紹介していきます。どうぞ、ご愛読ください。

畑のこと (by Hiroki.A )

肥料を作りたい ①

お茶に限らずのことですが、 畑で作物を栽培して収穫するという行為において、 成長のサイクル循環は太陽光のエネルギーにより永続的に維持されていますが、物質的な側面においては、大気や降水由来の元素 (炭素、水素、 酸素) 以外の元素は常に流出しています。

端的に言うと農業とは栽培 ・ 収穫を介して 土地から特定の物質を持ち去る営みになります。 この行為を永続化するには持ち去った 分の物質を畑に供給する必要があります。 これが肥料を畑に施肥する理由です。日本の農業に使われる肥料資材は海外からの輸入に頼るものが多くあります。

海をまたぐ輸送は環境負荷が大きいためもともといろいろ考えさせられることがありました。 また、近頃の世界情勢や円安の影響により様々なものが値上がりしており、 農資材もその例外ではなく、肥料も大きく値上がりを見せています。

これらを背景にどうにか自分たちで肥料を作れないかという考えに至りました。
肥料を作るうえで、3つのことに焦点をあてて考えることにしました。

⑴目的な物質の供給が行える(内容成分の担保)

⑵材料の供給が容易であり競合しない(他の肥料に使われていいないほうが望ましく自社で賄えられると理想的)

⑶外部不経済を生み出さない(獣害などの被害に合わない。悪臭公害・河川汚染を伴わない)

いろいろ課題はありそうですが、有力候補は米ぬかで検討しています。自社で水田を管理しているのでうまく行けば自社内で供給サイクルが完結するかもしれません。進行状況など今後お伝えできればと思います。

自社の水田


 

 

‐ Matcha beauty recipe No.4 (by Natsuki)

抹茶を気軽に取り入れて欲しい!そんな思いから、日常で取り入れることができる抹茶レシピを開発しています。

第4回目は、ヘルシーで簡単な朝食、抹茶ホットミールレシピをご紹介♪

使用している抹茶「1番茶抹茶さみどり」

【抹茶ホットミール 1人分】

・抹茶さみどり 小さじ1

・オートミール 30g

・牛乳やアーモンドミルク、オーツミルクなど 適量

・バナナ 1本

・ヨーグルト

・季節のフルーツ(巨峰)

 

【作り方】

1.フライパンにオートミールとバナナ、浸るくらいのミルクを入れ火にかけます。

2.バナナを潰しながら、焦げ付かないようによくかき混ぜ、全体に火を通して完成。

3.お皿に盛り付け、季節のフルーツやヨーグルトをトッピング。

4.最後に抹茶を茶こしを使用して振りかけます。

忙しい朝でも簡単に栄養が取れてしかもヘルシーな朝食です。バナナを加えることで、ホットオートミールが甘くなります。そこに抹茶を振りかければ、抹茶の苦味とバナナの甘みのバランスがよくなります。抹茶は熱に弱いので火には通さず、あとがけしてください。色味も綺麗です。

私は3ヶ月間オートミール朝食を続けていますが、食べてすぐにエネルギーにかわり、腹持ちもよく、とても体調がよいです。いろんな抹茶を試しましたが、フルーツと合わせると渋みが邪魔になる品種もあるので、癖の少ない抹茶がおすすめです!秋は巨峰を入れました。春はいちごもおすすめです。

 

 

 

- 日本の品種で作る紅茶(by Azusa.U)

 

ニュースレターを書いている日の夜振り返って見ると、お店で和紅茶が好評だったのが印象的だったので今日は和紅茶についてお話ししようと思います。

和紅茶とは日本で生産されている紅茶のこと。アッサムやダージリンに比べると渋みがなくお砂糖を入れなくてもスッキリ飲みやすいのが特徴です。インド系の品種(アッサム、ダージリン等)が渋く感じるのは日本とインドの気候の違いが関係しているのをご存知でしたか?

インドは日本よりも陽射しが強くチャノキの葉肉部分が厚く育ちます。逆に日本のチャノキの特徴は葉肉が薄いことが特徴です。この違いが味に渋さがあるかないかの違いの要因です。

インド系の品種は香りが豊かなので渋さと香りのバランスを楽しむことができます。和紅茶は香りはなく味のまろやかさを楽しむのが特徴です。

日本の紅茶生産量は9,300トンであり世界第8位の生産量を誇ります。意外と多いことに私も驚きました。ただこれだけ生産をしていても約4万トンの紅茶を海外から輸入している為日本で紅茶が作られていることも知らない方が多いそうです。

また飲みやすさだけではなく和紅茶が注目されつつあるもう一つの要因は、食の安全性が関係しています。安心、安全な国産の紅茶に注目が集まり興味を持つ方が多いです。

和紅茶はストレートでももちろん美味しいですが、ミルクティーにしてもほんのり甘くておススメです。

ここでご自宅でも簡単にできる和紅茶ミルクティーの作り方です。

1. 和紅茶を5gに対して湯の量を50〜80ml、3分〜5分近く抽出してしっかりめに味   を出す

2. そこにミルクをお好みの量いれる

3. 完成

ミルクで割る分味は結構薄くなってしまうのでしっかりめに出して頂くことをオススメします。ただ湯量を少なくしすぎてしまうとその分渋さが出てしまう恐れもあるのでお気をつけください。

是非、この機会に和紅茶デビューをしてみてください!!個人的にもオススメなローズヒップティーです↓↓

 

 

 

 - お茶会に行こう!by Seiya.H)

茶道のお茶会は、主に茶室で和菓子と抹茶をいただき、当日用意された道具を楽しむものが多いです。もしそんな茶会に招かれたけど、何をしたら良いかわからないという方もいらっしゃると思います。本日はお茶会にての楽しみ方を説明します

現代のお茶会に参加するのは和装は必須ではないですが、白い靴下を準備する事をお勧めします。理由としては、茶道の世界では着物の色にルールは無いですが、白足袋が原則で、これは畳の上を歩いても白い足袋が汚れておらず、茶室が常に清掃されているから足の裏が綺麗とお客様を安心させる意味が込められているからです。

茶室に入られてると、亭主というホストがお客様の前でお点前を披露します。その後ろでは半東(はんとう)亭主のアシスタント的存在の人が本日の茶会で使用されている道具、抹茶、和菓子の説明に入ります

初めてのお茶会だと道具の説明等問われてもよく分からないかもしれませんが、半東によっては初心者の方でも、何故この日の為に本日の道具、和菓子を準備かを分かりやすく説明してくださる方もいらっしゃいます。半東の話に耳を傾けながら、時と場合によっては二度と見ることの無い貴重な茶道具を見る機会にもなりますので、それを美味しい和菓子と抹茶を味わいながら、一期一会の和の空間を感じてみると、初めての方でも、茶会がより楽しく感じられると思います。

1つ注意事項があるとしたら、決して茶碗以外の道具に触れてはいけない事です。

お茶会によっては、和菓子と抹茶を嗜んだ後に、点心(てんしん)という懐石料理を簡略したご馳走が出てきます。大抵は暖かい汁に包まれた煮物または蕎麦がお椀に入ってることが多いです。

大学の学園祭などでは、茶道部の皆様がお茶会を開かれることもあるので、学生の皆様も自身の学校に茶道部があれば是非お茶会があれば覗いてみてください。

(9月、月をテーマにすると、菊の花、ウサギが描かれた道具、月をイメージした和菓子などが出てきます)

 

 

 - d-matchaのヴィーガンクッキーby Ko)

液体油脂 

d-matchaの スウィーツ米油をよく使います。米油はビタミンEが豊富で、アンチエイジングや美肌にも効果があります。

クッキーに使えば、米油もおいしく手軽に摂取することができます。

バターより表面が平らで、若干焼き色がつきやすい食感は「ザクザク」としていて、歯応えを感じる。バターのようなサクホロな感じはなくかため。

米油は無味無臭なので、バターのような風味はない。粉の味を感じる素朴な味わい。

バターには、「ショートニング性」という性質があります。

バターをクリーム状にするのは、生地中でフィルム状に分散させやすくするグルテンができにくくなったり、デンプンが結び付いたりするのを防ぎ、サクサク感につながります。

液体油脂にはこの「ショートニング性」がないため、サクサクとした食感にならないのです。

 

 

 

 -​​ ​​d:matchaの人気商品(海外)とおすすめ商品(by Yuina)

人気商品

・エナジーバー

実は7月に新商品として玄米茶エナジーバーが発売されました。販売されたばかりの玄米茶エナジーバーですが、すでに先月、既存商品である抹茶エナージーバーやほうじ茶エナジーバーよりも人気を集めていました。

原材料もオーツ麦、アーモンド、クルミ、蜂蜜等を使用しているため、健康志向の方にもおすすめの商品です。朝ごはんを食べる時間があまり取れない方や、健康面に気を使っている方には是非一度試して欲しい商品の一つです。

おすすめ商品

・ビーガンクッキー(Rice Flour Tea Biscuits)

農薬不使用のお茶を使って作られたクッキーでビーガンの方にも楽しんで頂ける商品になっていて以下5種類の味が楽しめます。

・抹茶とココナッツ

・抹茶とくるみ

・煎茶

・ほうじ茶と生姜

・玄米茶

また、ギフトとして誰かに贈る際にもおすすめの商品です。大人な味のビーガンクッキー、一度食べたら病みつきになります。

 

 

 

- d:matcha創業物語⑫~店舗がついにオープンする~(by Misato.T)

お店のオープンに協力してくださった地元の方々を中心にお招きしてプレオープンをしたのが、確か2017年4月22日(金)でした。ゴールデンウィーク前の一番の書き入れ時にオープンを間に合わせたいという強い思いで、なんとか開店にこぎつけました。

初日にはたくさんのお花や植物が続々届きました。慣れないオペレーションで初日は大混乱でした。オーダーをいただいてから提供までにかなり長い時間を要しました。相当お待たせして申し訳なかったです。

特にドリンクのサイフォンコーヒーは厄介でした。1杯又は2杯分ずつしか淹れられない上に、オーダーが入ってから都度淹れるようにしていたため、非常に時間がかかりました。また、

サイフォンで淹れるような本格的なカフェは周囲にありませんでしたので、地元の方に人気で予想以上にオーダーがたくさん入って困ったのでした。オープン当初はお茶屋というよりは、珈琲屋さんだったのです。(サイフォンコーヒーは後に廃止し、普通のドリップコーヒーになりました。)

↑↑火を使わない光で温めるタイプのサイフォンでした。非常におしゃれで美味しいのですが、抽出に時間がかかります。

 

たくさんのお客様を初めて迎え、初日の閉店後はどっと疲れが出たのを覚えています。ただ、足りない備品やこうしたほうが良いという改善点がたくさん出てきて、オープン当初は連日、閉店後に備品の書い足し等行ったのでした。

初日の夜、オーナーさんがなぜかすごい剣幕でうちにクレームを言いに来ました。フードの提供時間が遅い、関係者に対する感謝の言葉・挨拶をもっと丁寧に言うべきだった、等といった内容だったと思います。恐らく他の地元の方からも言われてうちに注意しておかねばという事になったのでしょう。小さな田舎にオープンした新しいカフェに地元の人が大注目していたのでした。こういった周囲の目は特に精神的ストレスになることもしばしばあったのでした。

オープン当初は毎日目の前の課題や新たに出てくる問題に対処するので必死でしたので、正直行き届かないこともたくさん有ったと思います。ひとつずつ地道に問題に対処していく他ありませんでした。