こんにちは!いつもd:matchaをご利用頂き、ありがとうございます。d:matchaニュースレターチームより畑や新開発の商品、スタッフの近況をご紹介していきます。どうぞ、ご愛読ください。

‐ 畑のこと (by Hiroki.A )

茶園で見られる珍しいお茶のすがた。パート②

お茶の栽培に携わって約6年、長いことお茶を栽培していると珍しいお茶の姿を見ることができます。これらを紹介するとともになぜこうなったのかを考察したいと思います(独断と偏見)

今回紹介する変わったお茶の姿はこの葉っぱです。

左手で抱えてる葉っぱをよく見ると二つの葉っぱが合体している様な形をしています。この写真は中刈りを行ったゴコウと言う品種の畑で夏に撮影されました。中刈りとは何年かに一度行われる茶園のメンテナンスで、茶園の高さを低く調整したり、樹勢を回復させるために枝を更新するため深く刈りこむ作業のことを言います。中刈りを行った茶園からは元気のよい太い新芽がで、長く伸びます。恐らく樹勢が強すぎたことが原因でしょうか、主脈が途中で二つに別れ二枚の葉が重なるように成長しています。中刈り後は不定芽による新梢が成長するので不定芽形成時に掛かるストレスも影響しているかもしれません。

ただこのような葉っぱはゴコウの畑でしか見たことがないので、品種の持つ性格も関わっているかもしれません。

 


 

 

‐ Matcha beauty recipe No.7 (by Natsuki)

抹茶を気軽に取り入れて欲しい!そんな思いから、日常で取り入れることができる抹茶レシピを開発しています。

第7回目は、抹茶ではなく、冬に飲みたい煎茶を使用したホットドリンク”煎茶レモネード♪”
使用している煎茶「やぶきた」

【レモン酵素シロップの作り方】

・レモン(無農薬が望ましい)ときび砂糖 1:1

・煮沸消毒した瓶

<作り方>

1.レモンを薄く輪切りにする。

2.瓶の中にレモンと砂糖を交互に敷き詰めて、最後はレモンを砂糖に覆いかぶさるようにする。

3.3日間ほどすると液体が上に上がってくるので、そこから毎日混ぜる。

4.10日間ほどでシュワシュワと泡が見えてくる

5.レモンを食べてみて柔らかくなったら、完成。

※常温でも保管できますが、夏場はレモンにカビが生えやすくなりますので、冷蔵庫でゆっくり発酵させてもいいです。

 

<煎茶レモネードの作り方>

1.手作りしたレモン酵素シロップ大さじ1をグラスに入れる。

2.やぶきたを急須で淹れ、1のグラスに注ぐ。

3.混ぜたらグラスにレモンを浮かべる。

▶レモンと煎茶の相性は想像しただけで美味しそうですよね!レモンと煎茶の両方のビタミンが摂取できて、これから寒くなってくる季節におすすめのドリンクです。

 

 

 - 炭火で暖かいお茶をby Seiya.H)

現代の茶道で使用される釜は、IH等の電熱でお湯を沸かす事が多いです。これは茶道のお稽古でも良く使用されていますが、本来のお湯の沸かし方は炭火です。

夏の時期は風炉(ふろ)、冬の時期は炉(ろ)という入れ物に灰をあらかじめ入れて、その中に炭火を入れて釜を暖めています。

大抵のお茶会で炭火を使用するところでも、お客様が参列される前に招く側が準備を完了してることが多いですが、茶道には炭手前というものがあり、茶事でお客様を招くとき、抹茶を差し出す前に亭主がお客様の目の前で炭火を灰の中に入れます(風炉や炉の中の灰はお客様が来られる前に綺麗に形を整えています)。亭主は籠の中に丁寧に積み上げた複数の炭を茶室に運び、順番に決められた位置に灰の中に入れていきます。

炭の入れ方や灰の整え方も亭主がお客様への芸術の1つでもある為、お客様は手前の最中に風炉や炉の中の灰と炭火を拝見します。寒い冬でも釜の中の水は手前中は冷たい水のままですが、炭手前が終わった後に和菓子を召し上がり、濃茶の飲むころにはいい具合に沸いてます。

炭で使われる木は福島県に沢山ありましたが、2011年の福島第一原発事故依頼、炭を生産するのも非常に困難になり、日本でも炭は貴重な物になりました。特に手前で使用する炭は元々の木が真っすぐでサイズも決まっているため尚更茶道では中々手に入りません。

静かな茶室でかすかに炭火がパチパチ鳴るのを聞いてると、自然の有難みを感じます。

茶室でなくても和食の料亭とかで囲炉裏があれば炭火に出会えるかもしれません。もし機会があれば静かに燃える炭火の音をお楽しみください。

 

炭を入れる道具、それを灰の中に入れる道具も全て大切な茶道具。

それを拝見できるのもお客様の楽しみの1つです。

 

 

 - d:matcha のチーズケーキ(by Ko) 

d-matchaの定番人気商品抹茶チーズケーキです。

チーズケーキにはいくつか種類があるわけですが、実際にそれぞれの違いを把握できている人って実は少ないんじゃないでしょうか?

ベイクドチーズケーキ

ベイクドチーズケーキ は、「ベイクド」という名前のとおり、焼いて作ったチーズケーキのこと。クリームチーズや卵、砂糖、粉類を材料とし、濃厚なチーズの味わいと、ねっとりとした固めの食感のものが多いのが特徴です。

レアチーズケーキ

焼かずに作るチーズケーキのこと。クリームチーズやヨーグルト、砂糖を使い、チーズのクリーミーさがありながら、さわやかでさっぱりとした味わいが楽しめます。白っぽい見た目が特徴で、ゼラチンで固めたつるっとした食感のものから、ゼラチンを使わないふわふわとした食感のものもあります。焼かないので、海外では「No-Bake Cheesecake」と呼ばれているそうです。

スフレチーズケーキ

スフレチーズケーキは、卵白を泡立ててメレンゲにしてから生地に混ぜるため、ふわっと軽い口当たりで、口溶けがよいのが特徴です。軽くてふわふわな食感が特徴のスフレチーズケーキ。"スフレ"はフランス語で吹くって意味だそうですが、実は日本発祥のチーズケーキなんです。海外でも"Japanese Cotton Cheese cake"と紹介されているくらい、世界中で日本発のチーズケーキであると認識されています。

ニューヨークチーズケーキ

ニューヨークチーズケーキは、ベイクドチーズケーキととてもよく似ています。ベイクドチーズケーキと違う点は、天板にお湯を張って焼きあげる「湯煎焼き」をすることで、濃厚なチーズの味わいとしっとりとした食感に仕上がるのが特徴です。ニューヨークに移住してきたユダヤ人が作っていたチーズケーキを元に改良されたものが、ニューヨークチーズケーキの始まりだといわれています。

バスクチーズケーキ

スペインやフランスのバスク地方で食べられているチーズケーキのこと。材料はベイクドチーズケーキによく似ていますが、表面に香ばしい黒い焦げ目がついているのが特徴です。また、中はしっとりとしたレアのような食感になっています。

d-matcha の定番人気商品抹茶チーズケーキはベイクドチーズケーキです。 ぜひ皆様もお試しください。

 

   

- d:matcha創業物語⑯~d:matchaとスタンフォードMBA生との交流(1)~(by Misato.T)

D:matchaに初めて海外の学生が訪れたのは、2016年12月のことでした。

年末にカリフォルニアのスタンフォードMBA生のJapan tripが行われている中に、d:matchaのお茶体験が組み込まれたのでした。

代表が奨学金をいただいた、その奨学基金の同期生がスタンフォードに留学していたので、その縁で京都に立ち寄るのであればd:matchaをぜひ入れようと学校側と交渉してくれたのでした。任天堂や名だたる企業や企業のCEOを訪問するというツアーの中にd:matchaを入れてくれたのは大変光栄なことでした。

2016年12月はまだd:matchaとしては店舗を持っていません。京都・嵐山で会社を登記したばかりで、オンラインショップを運営しながら京都市内に住みながら店舗オープンの場所を探しているところでした。自社店舗がないので、京都市内のレストランの2階を会場として、お茶の飲み比べ体験を行ったのでした。代表も大いに意気込んで学生たちに我々の起業ストーリーをプレゼンし、テイスティングを行いました。


↑起業ストーリーのプレゼン


↑煎茶を飲み比べ


↑抹茶点て体験

 日本のお茶の味わいに感動してくれたとともに、ベンチャー精神が溢れるスタンフォードの学生達ですので我々の起業ストーリーや戦略に大変共感してくれました。

誰かに応援してもらえるということ、それもスタンフォードのような、時代の先を考えていく人たちに我々のビジネスを理解をしてもらえることが、我々には非常に心強かったのを覚えています。我々のビジネスモデルは、海外に大きなポテンシャルがあるということを裏付けする機会のひとつとなりました。

 

そこからd:matchaとスタンフォード生の交流が始まりました。

海外のMBAプログラムでは、夏休み期間中に企業で働くインターンプログラムが用意されています。学生は実際に企業で働く中で、就職先を見つけたり、自分の将来や働き方を考えるという目的で行われます。

2016年12月のd:matchaのプレゼンを聞いた学生が、この夏のインターンプログラムにd:matchaを強く推薦してくれました。そのおかげで2017年夏のインターンプログラムではd:matchaが組み込まれることになり、d:matchaでインターン生を受け入れることとなりました。