優しい自然な味わいの「おくみどり」。
京都宇治・和束で丁寧に育てたお茶のうち、茶道用に一番茶のみを使用して作りました。この商品の詳細はこちらからご覧ください。
| 名称 | 緑茶 |
| 原材料 | 抹茶（京都・和束町産） |
| 賞味期限 | 商品発送後6ヵ月目安 |
| 諸注意 | 開封後は高温多湿の場所を避け、お早めにお召し上がりください。 |
無施肥・農薬不使用栽培の優しい自然な味わいの抹茶。
この抹茶は、京都府和束町木屋地区（中部）の畑で栽培しています。無施肥・農薬不使用で美味しい抹茶を栽培するのは非常に難しいです。なぜなら、美味しい抹茶は病害虫の影響を受けやすく、それを農薬を使わずに対処するのは至難の業であり、手間が非常にかかります。
dmatchaのこの木屋の畑は隣接する畑が無い、林の中にあります。周囲に畑があると、農薬のドリフト（風による飛散）にさらされるリスクがあるためにこのように廻りから隔離された場所で無農薬栽培は行う必要があります。
無施肥・農薬不使用栽培でも美味しいお茶を収穫するために、収穫は年に1回のみ。1番茶（春摘みの茶）だけ収穫をするため茶園から収穫できる茶の量は多くはありません。
抹茶と煎茶の一つ目の違いは、栽培方法。抹茶は20日間以上被覆栽培を行い、旨味の強い茶に育てます。
もうひとつの大きな違いは、収穫後の加工方法です。煎茶は何度も揉む工程を経るのに対し、碾茶は揉まずに炉であぶることで独特の香ばしい香りとなります。こうした違いにより、同じ茶園から収穫しても全く味わいの異なる茶を作ることができます。
抹茶の加工方法を動画にまとめました。
ぜひご覧ください。
実は、茶にはたくさんの品種が存在しています。
2019年時点で約120種もの品種が存在しています。栽培地域や用途に適した品種を農家は選び、栽培しています。
品種によって、味わいはさまざま。
この違いをご家庭でも気軽に楽しんでいただけるよう、d:matchaでは品種別シングルオリジン煎茶を販売しています。
非常に手間はかかりますが、少量多品種の品揃えで、お客様のニーズにきめ細かく応えていきたいと考えています。
お茶プロフィール
品種は「おくみどり」
元々は静岡県の品種。色合いが良く、味わいのバランスも良いことから京都でも好まれて栽培されている品種。煎茶や碾茶にされることが多い。
収穫時期：1番茶（新茶）
和束では年に3回収穫が可能。1番茶(新茶）は1年で最も旨みの乗った、柔らかで上質な茶葉。
被覆：あり。22日間
※被覆とは収穫前に茶園を黒いシートで覆って遮光するという栽培法
| tea information | |
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収穫日 |
2020/5/22 |
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収穫期・グレード |
一番茶 |
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品種 |
おくみどり |
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畑の場所 |
和束町木屋地区 |
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被覆期間 |
22日間、碾茶 |
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栽培方法 |
無施肥、無農薬栽培 |
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香りの特徴 |
コクが強く、炉と石臼で程よく火が入った香り |
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味の特徴 |
無農薬無施肥栽培ならではの優しい味わい。苦みもありますが、和束町の元来持つ肥沃な土からくる自然の旨味もお楽しみいただくことができます。 |
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色の特徴 |
深緑色 |
「やぶきた」よりも7日程度遅れて芽が出る晩生品種です。
※農家にとっては、芽が出る時期が一度重ならないことが、農作業のピークを平準化し、茶をベストのタイミングで収穫するために非常に重要です。
「おくみどり」は静岡品種。もともとは煎茶品種ですが、色の良さから和束町では碾茶（抹茶用の茶）として栽培されることも多い品種で、用途が多様なので使い勝手の良い品種です。
煎茶ならではの清涼感を残しつつも、旨味・甘みがしっかりと乗るのでうまく育てると味わいのバランスの良い茶となります。
時にその味わいはどこかミルクを連想させるような味わいとなることがあります。
独特の草のような青い香りがします。
栽培メモ
－畑担当よりひとことー
一般に旨味のある抹茶を栽培するには、窒素分が豊富な有機肥料を土に馴染ませることでお茶の樹がアミノ酸を組成し、それが茶葉の旨味になります。アミノ酸豊富な葉は美味しく、柔らかいため、虫にとっても魅力です。こうした虫や病気などの被害を防ぐために、夏の時期を中心に農薬を使用するのが一般的です。したがって、一般に有機の抹茶というと、美味しくないとということが通例になっていますが、dmatchaでは畑の選定や栽培管理の工夫をすることで、美味しい無農薬栽培の抹茶に挑戦しています。
碾茶を収穫するには、覆いを20日以上する必要があり、樹に負担がかかります。d:matchaの「おくみどり」の畑では、1番茶のみを収穫し、2番茶、秋は一切収穫せずに樹を良い状態に保っています。 1番茶収穫後に剪定を行うことで、風通しを良くし、病気や菌のリスクを減らす栽培管理をおこなっています、
おすすめの点て方
ダマができにくい抹茶の点て方です
dmatchaでは、収量を求めず1芯2葉の柔らかくアミノ酸含有量が高い部分のみを収穫しています。
どの煎茶も収量は極めて少ないですが、その分高い品質を担保できるように細心の注意を払っています。
市場出荷を主に行っている一般的な農家では、このような収穫方法では収支が合わないため、実現しません。
ほぼ全量を自分たちでお客様に直接販売しているd:matchaならではの特徴です。
d:matchaでは煎茶は全量を自社工場で揉んでいます。
茶農家数軒が協力して、人繰りや管理を行う共同工場もありますが、揉み方を細かくカスタマイズすることが難しいため、自社で揉むことにしています。
非常に手間はかかりますが、それぞれの茶葉の個性を引き出すべく、丁寧に揉んでいます。
少量ずつ芽の状態を見極めながら加工することで、個性のあるお茶創りを目指しています。
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名称 |
緑茶 |
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加工地 |
京都府相楽郡和束町 |
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原材料 |
抹茶(京都府和束町産) |
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賞味期限 |
商品発送後6ヵ月目安 |
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諸注意 |
開封後は高温多湿の場所を避け、お早めにお召し上がりください。 |