2019年と2020年5月に収穫した煎茶「ごこう」を飲み比べ。
秋冬は蔵出し茶の季節。
2019年ごこうは1年半しっかりと熟成され、渋みやえぐみが感じられないまろやかな味わいに。2020年ごこうは半年寝かしたなりの、落ち着いた味わいが魅力です。
<商品規格>
(1)2019年&2020年収穫煎茶「ごこう」飲み比べセット・・・各1袋(40g入り) 計2袋 2700円
(2)2019年収穫ごこう・・・1袋40g入り 1500円(税抜)
(3)2020年収穫ごこう・・・1袋40g入り1500円(税抜)
※常温便にてお届け
ワインやウイスキーを熟成させると美味しくなるのはみなさんご存知だとは思いますが、4〜5月に収穫した新茶も熟成させると味が変わり新茶とはまた違った美味しさがうまれます。
江戸時代、お茶通だった徳川家康は標高の高い山奥にお茶蔵をつくり5月に収穫したお茶を茶壺に密閉しお茶蔵に保存し、秋に口切りされたお茶壺のお茶を好んで飲んでいたと言われています。
このような熟成させた茶を「蔵出し茶」と言います。新茶は力強い香りがありますが、蔵出し茶はえぐみや渋みがとれてまろやかなコクと旨みが楽しめるのです。
旨味が強い「ごこう」は、熟成茶向きです。
2019年収穫のごこうは、1年半寝かしただけあって、えぐみや渋みがほとんどなくまろやかな甘みが楽しめます。
2020年収穫のごこうは、半年寝かしたなりの落ち着いた上品な旨味へと変化しています。
この二つの熟成茶を飲み比べしながら、贅沢なひと時を楽しみませんか?
セット購入が断然お得!
2019年収穫と2020年収穫ごこうをセットでご購入いただくと10%もお得です。
もちろん単品でのご購入も可能です。
これを機会にぜひおうちで熟成茶の楽しさを体験してはいかがでしょうか。
お茶プロフィール
旨味がたっぷりとのった「かぶせ茶」
「ごこう」は京都品種。玉露にも加工される高級品種です。黒いシート(寒冷紗)で被覆すること15日間、旨味をたっぷりと含んだお茶に仕上げました。濃厚な旨味・甘みを味わいたい方におススメの煎茶です。
収穫時期:1番茶(新茶)
和束では年に3回収穫が可能。1番茶(新茶)は1年で最も旨みの乗った、柔らかで上質な茶葉。
被覆とは茶園を黒いシートで覆って遮光するという栽培技法。茶葉が持つ旨味成分「テアニン」が光によって渋み成分「カテキン」へと変化することを防ぎ、旨味の強い茶にするための技術。
「ごこう」は京都品種。玉露になることも多い高級品種です。「摘採期」と呼ばれる、おいしい茶を収穫するのにベストな期間が非常に短く、少しでも収穫が遅れると葉が固くなっておいしくなくなってしまうため、農家にとっては栽培の難しい、緊張する品種でもあります。
被覆によって濃厚な旨味がのるとともに、独特のミルクのような個性的な味わいを楽しむことができます。京都品種であることからも和束の気候に良く合っており、寒い冬でも比較的影響が少なく、病害や虫害の影響が少ないことが特徴です。
仏様の後ろの光の後光からその名前の由来がきており、その品種としての品質の高さをあらわしています。
栽培メモ
-畑担当よりひとことー
【被覆栽培により手間を惜しまず作り上げた上質な旨味】
被覆栽培とは、収穫前に寒冷紗(かんれいしゃ)と呼ばれる黒いシートで茶園を覆う栽培技法です。抹茶や玉露は、20日間以上被覆栽培を行う必要があります。煎茶では20日未満、被覆栽培を行うのは上級煎茶だけです。被覆の期間が2週間程度と長い煎茶のことを「かぶせ茶」と呼びます。
かぶせ茶は、茶葉の旨味を楽しむことができるとともに、被覆栽培ならではの「覆い香」と呼ばれる海苔のような香りを楽しむことができます。
こちらの煎茶は「かぶせ茶」。初めて召し上がる方は、その旨味の強さに驚くことでしょう。上質で濃厚な旨味をお楽しみください。
おすすめの淹れ方
宇治の上級煎茶は低温で淹れるのがおいしい!
1.急須の中にお湯を注ぎ、急須を温めます。その後、急須の中のお湯をカップに注ぎ、カップを温めます。
こうすることで、お湯の温度が約20℃~30℃ほど下がります。
2.温まった急須の中に、茶葉を入れます。目安はティースプーンで3杯(5~6g)ほど。
3.カップのなかのお湯を急須に注ぎ、蓋をしてしっかりと蒸らします。目安は大体1分半~2分ほど。
※茶をつぐ時は、均等の濃さになるように、回し注ぎするとよいでしょう。
※飲み終わったら、再びお湯を注いで、2杯目、3杯目と楽しむことができます。
dmatchaでは、収量を求めず1芯2葉の柔らかくアミノ酸含有量が高い部分のみを収穫しています。
どの煎茶も収量は極めて少ないですが、その分高い品質を担保できるように細心の注意を払っています。
市場出荷を主に行っている一般的な農家では、このような収穫方法では収支が合わないため、実現しません。
ほぼ全量を自分たちでお客様に直接販売しているd:matchaならではの特徴です。
d:matchaでは煎茶は全量を自社工場で揉んでいます。
茶農家数軒が協力して、人繰りや管理を行う共同工場もありますが、揉み方を細かくカスタマイズすることが難しいため、自社で揉むことにしています。
非常に手間はかかりますが、それぞれの茶葉の個性を引き出すべく、丁寧に揉んでいます。
少量ずつ芽の状態を見極めながら加工することで、個性のあるお茶創りを目指しています。
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産地 |
煎茶:京都府相楽郡和束町 |
加工地 |
京都府相楽郡和束町 |
原材料 |
緑茶(京都府和束町産) |
賞味期限 |
商品発送後6ヵ月目安 |
諸注意 |
開封後は高温多湿の場所を避け、お早めにお召し上がりください。 |