日本有数の高級煎茶の産地である和束のほうじ茶は、潤沢な土と恵まれた土地の条件から、自然な甘味と焙じた際の香が強く、美味しいと評判です。
ほうじ茶は、カフェイン量が少ない、大きめの葉や茎を使用すること、また高温で焙じることから、カフェインの量が少ないお茶になります。そのすっきりとした味わいから、毎日・どんな時にでも飲むことができます。みなさんの、毎日に寄り添いたい。そんな気持ちで名付けたのがこの「d:aily」のほうじ茶です。
お茶プロフィール
焙じ茶は、その名前の通り茶葉を「焙じて」作られたもの。その焙じる過程で、茶葉に含まれるカフェイン成分が”とんで”いくために、カフェインの含有量が減少すると同時に、独特の香ばしい香りが茶葉につくのです。
※焙じ茶には、その焙じ方や度合によって味わいは様々ですが、我々が今回用意した焙じ茶は「深炒り」タイプ。そのスモーキーな香ばしい香りはを味わうと、口の中がすっきりとしてえも言われぬ清涼感を感じます。
tea information | |
収穫日 | 2020年6月 複数の畑の茶を使用 |
収穫期・グレード | 1茶半(一番茶と2番茶の間のシーズン) |
品種 | やぶきた、おくみどり、ごこう、在来種 |
畑の場所 | 和束町杣田、白栖、湯船地区 |
被覆期間 | 0日間、純煎茶 |
栽培方法 | 慣行栽培、有機栽培 |
香りの特徴 | お茶本来の香と焙煎香の豊かな香り |
味の特徴 | すっきりとしていて、苦みが少なく、ごくごく飲める味 |
色の特徴 | 茶色 |
ほうじ茶は煎茶のように一次加工したお茶を、焙じることで作られます。もともとは、品質が悪くなってしまった煎茶を、焙じることで焙煎香を楽しむお茶として作られたのが、始まりです。その手軽さと、苦みが少なく香ばしい香が強い特徴から、、老若男女に好かれる日常用のお茶として親しまれています。
和束茶のほうじ茶
煎茶が美味しい地域では、美味しい焙じ茶が楽しめるといわれています。和束のほうじ茶は、その肥沃な土質で寒暖差の大きい地形から美味しい煎茶を歴史的に作ってきており、その煎茶を焙じてできたほうじ茶は、香が強く、自然な甘味が強いのが特徴です。
ほうじ茶にカフェインが含まれていない、と書くと、日ごろ飲む煎茶や抹茶などののカフェインを心配する方もいらっしゃるかと思います。確かに、子どもには煎茶や抹茶をたくさん飲ませることは避けるのが無難でしょう。大人にとっては、日本茶のカフェインの効果は緩やかなものとなります。というのも、お茶にはカフェインの他に、旨み成分であるテアニンが多く含まれており、テアニンには鎮静作用があります。このテアニンが、カフェインの興奮作用と拮抗し、興奮を抑制するために、お茶を呑んでも栄養ドリンクのように極端に興奮することなく、穏やかな興奮作用となるのです。
栽培メモ
-畑担当よりひとことー
和束の茶農家は、「一番うまいほうじ茶は、純煎茶の一茶半や」といいます。
純煎茶とは被覆栽培ではなく、露地栽培のお茶のこと。覆い香が無く、自然の香がする煎茶を焙じたほうがお茶らしい豊かな香りを創ることができます。
1茶半とは、1番茶で1芯2葉を収穫した後の残りの部分です。 1番茶の持つ、豊富なアミノ酸が焙じられることでコクを生み、茎や3葉芽以降の大きめの葉が苦みが少なくてすっきりとした味わいを演出します。
是非、他のほうじ茶との違いをお楽しみください。
おすすめの淹れ方
宇治のほうじ茶は熱湯でサッと淹れる
dmatchaでは、収量を求めず1芯2葉の柔らかくアミノ酸含有量が高い部分のみを収穫しています。
どの煎茶も収量は極めて少ないですが、その分高い品質を担保できるように細心の注意を払っています。
市場出荷を主に行っている一般的な農家では、このような収穫方法では収支が合わないため、実現しません。
ほぼ全量を自分たちでお客様に直接販売しているd:matchaならではの特徴です。
d:matchaでは煎茶は全量を自社工場で揉んでいます。
茶農家数軒が協力して、人繰りや管理を行う共同工場もありますが、揉み方を細かくカスタマイズすることが難しいため、自社で揉むことにしています。
非常に手間はかかりますが、それぞれの茶葉の個性を引き出すべく、丁寧に揉んでいます。
少量ずつ芽の状態を見極めながら加工することで、個性のあるお茶創りを目指しています。
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産地 | 煎茶:京都府相楽郡和束町 |
加工地 | 京都府相楽郡和束町 |
原材料 | 緑茶(京都府和束町産) |
賞味期限 | 商品発送後6ヵ月目安 |
諸注意 | 開封後は高温多湿の場所を避け、お早めにお召し上がりください。 |